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【特派員ブログ】農村の未来を支えるボランティア研修2026~ワークショップ「農村でやってみたいこと」に参加して感じたこと~

こんにちは、TUNAGU特派員のみやっぷです!

今回は7月18日に宇都宮市ろまんちっく村で開催された「農村の未来を支えるボランティア研修2026」に参加してきました。

農村ボランティアの意義と安全技術について学ぶ

午前中は、2つの講義が行われました。

1つ目は、栃木県農村振興課による「栃木の農村の現在を知る」をテーマとした講義でした。

栃木県の農村が抱える現状や課題、今後の取り組みについての説明がありました。

2つ目は、NPO法人トチギ環境未来基地代表理事の塚本 竜也(つかもと たつや)さんによる「ボランティア活動の可能性と心構え」でした。

ここでは、農村ボランティアに参加する意義や、活動する上で大切な心構えについて学ぶことができました

そして午後は、道の駅うつのみや ろまんちっく村の敷地内で、農村活動に必要な安全技術実習が行われました。

ノコギリやナタ、カマなどの道具の正しい使い方や安全に作業するためのポイントを学び、実際の活動に役立つ知識を身に付けることができました

ノコギリを使う参加者のみなさん

その後、一般社団法人カゼトツチ代表理事・認定NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク理事の古河 大輔(ふるかわ だいすけ)さんを講師に迎え、2つのグループに分かれてワークショップが行われました。

講師の古河 大輔さん

中山間地域の魅力と課題について考える

今回のワークショップでは、「中山間地域」をテーマに、現在の良い点や課題、未来に期待する姿、そして自分たちにできることについて話し合いました。

まずは、「現在の中山間地域の良いところ」「課題」について話し合いました。

中山間地域の魅力として多く挙げられたのは、豊かな自然環境です。山や川、水や空気がきれいで、四季折々の景色や満天の星空を楽しめること静かな環境で心穏やかに暮らせることなど、様々な意見がありました。

また、地域の人が温かく住民同士のつながりが深いことや、昔から受け継がれてきた伝統文化やお祭りが今も大切に守られていることも中山間地域ならではの魅力だと感じました。さらに、新鮮でおいしい農産物を直売所で購入できることその土地ならではの食文化も魅力のひとつとして挙げられました。

一方で、公共交通機関の減少、商店・病院・学校など生活に必要な施設が少なく車が無いと生活しにくいという課題もあります。また、高齢化や人口減少、後継者不足による農業の担い手不足、獣害や放置竹林、耕作放棄地の増加など、中山間地域が抱える問題は年々深刻になっています。

さらに、地域の人間関係の閉鎖性や昔からの慣習が残っていることも、移住を考える人にとって不安要素のひとつになり得るという意見も出ました。

意見をまとめる作業中…

未来の中山間地域に期待すること

次に、「未来の中山間地域がどうなってほしいか」について話し合いました。

「若者が安心して暮らせる地域になってほしい」「公共交通やWi-Fiなど生活環境を充実させてほしい」「リモートワークの普及により働きやすくなってほしい」「移住者と地域住民が自然に交流し地域に馴染める環境をつくってほしい」「森林整備や農地の保全を進めて自然と共生できる地域であってほしい」といった前向きな意見が多く出ました。

一方で、「このまま人口減少が続けば限界集落化が進んでしまう」「伝統文化が失われてしまう」「耕作放棄地や空き家が増えてしまう」「山の管理が行き届かず災害や獣害が増えるのでは」といった将来への不安も共有されました。

グループ内で意見を発表!

自分たちにできる、中山間地域への関わり方

最後に、「今後自分が中山間地域で出来ること」について話し合いました。

「まずは実際に地域へ足を運ぶことが大切」という意見が多く挙がりました。観光で訪れたり地域の特産品を購入したりすることで地域経済に貢献できます。また、「一度だけではなく何度も通うことで地域の人とのつながりが生まれ、関係人口の増加にもつながる」という意見も出ました。

加えて、TUNAGUの活動に積極的に参加することも、自分たちにできる身近な取り組みとして挙げられました。現場でしか分からない地域の現状や課題を知り、自分にできることを少しずつ実践していくことが大切だと感じました。

さらに、現場で見たり感じたりしたことをSNSやブログなどを通して発信することも重要です。中山間地域の魅力や現状を多くの人に知ってもらうことが、地域を訪れる人や地域に関わる人を増やし、新たな関係人口の創出につながります。

その他にも、「自然を守りながら便利な暮らしを実現すること」「伝統文化を次の世代へ受け継ぐこと」「高齢者と若者が支え合える地域づくり」「自然・人口・産業・施設などのバランスを考えたまちづくり」など、多くの意見が出されました。地域の課題は一人で解決できるものではなく、地域住民や行政、企業、ボランティアなど、多くの人が協力しながら地域社会と地域経済を支えていくことが重要だという考えでまとまりました。

付箋にアイデアを記入する参加者のみなさん

まとめ

今回のワークショップを通して、地域を支える方法には様々な形があると改めて実感しました。

今後もTUNAGUの活動に積極的に参加し、現場で多くのことを学び続けていきたいと思います。

そして大学で学んでいる地域づくりの知識を活かし、「将来的には地方が抱える課題の解決に貢献できる人材になりたい」と、改めて強く感じた一日となりました。

最後には、参加者一人ひとりに栃木県農政部農村振興課長認定の修了証が授与されました。

今回の研修で出会った参加者のみなさんや、ここまで読んで活動に興味をもってくれたみなさんと、今後現場で一緒に活動できることを、とても楽しみにしています!

次回の開催は10月10日(土)です!

「農村の未来を支えるボランティア研修2026」(第2回)は 10月10日(土)@たけのわ町田本郷 にて開催予定です。

この記事を書いたのは

TUNAGU特派員「みやっぷ」

こんにちは!帝京大学2年のみやっぷです!

大学では農山村や地域産業、地域社会について学んでいます。

大学で農村の課題について学んだことをきっかけに農村に興味を持ち、自分にできることを探したいと思い、「TUNAGU」に申し込みました。

趣味はサッカー・野球観戦です!

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