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入郷石畑の棚田~「日本の棚田百選」認定の美しい棚田のオーナーになって米作りを体験しませんか?~

入郷石畑の棚田は、那珂川の丘陵地にある典型的な谷津田で、小区画の水田が扇状に広がる美しい棚田です。
この美しい棚田のオーナーになりませんか?

「入郷石畑の棚田」とオーナー制度

入郷石畑(いりごういしばたけ)の棚田は、茂木町の北東部、入郷(いりごう)地区にあり、山に囲まれた傾斜のある谷地に棚田が形成されています。面積は 2.4ha 田の枚数にして 180枚ほどの面積があります。

平成11年に「日本の棚田百選」に選定され、さらに、令和4年2月には、棚田オーナー制を通した持続可能な取組み等が評価され、つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~(ポスト棚田百選)」にも選定されました。

棚田オーナー制度のはじまり

 「耕して天に至る」と形容される棚田は、先人たちの努力と知恵の結晶であり、食糧生産はもとより、多様な生物を育み、洪水・土砂災害を防ぐなど、多面的な機能を有し、自然環境にも公益的な役割を果たしてきました。
入郷地区でも、先祖から棚田を大切に受け継いできましたが、後継者不足や生産調整の強化から消え去ろうとしていました。入郷石畑の棚田オーナー制度は、この消え去ろうとしていた棚田を復活させ、さらに交流で活気を呼び戻そうと、平成14年にはじまりました。
現在では、毎年、全国から集まった50~60組のオーナーと11人の地元農家が農作業に取り組んでいます。

主役はオーナー

入郷石畑の棚田オーナー制度は、「主役はオーナー自身である」という考えから、地元農家は農作業指導に徹し、くろかけから脱穀までオーナーに全てやってもらうスタイルです。
ですから、オーナーには「田んぼへ足を入れて稲を作る意欲」「 自然と向き合う勇気」の2つが必要です。
汗をかきながらの活動は楽ではありませんが、「自分でやれる」ことも魅力のひとつです。
オーナー同士の交流も活発で、農作業以外にもホタル観賞会や棚田ライトアップなど積極的に活動しています。

入郷石畑の棚田2 入郷石畑の棚田1

活動場所


栃木県芳賀郡茂木町入郷239

 令和4年度オーナー募集について

田植え、草刈り、稲刈りなど、年間を通じた農作業に参加し、自分で作ったお米をお持ち帰りいただけます。お米のほかにも地元の農産物のお土産付きです。自然豊かな棚田のオーナーになって、お米作りを体験してみませんか?

令和4年度の募集は締め切りました。

  • 年会費   :30,000円/1組
  • 募集期間  :令和4年1月5日(水)~2月18日(金)
  • 申込方法  :(1) 申込用紙郵送またはFAX

            (2) 必要事項(代表者名・住所・電話番号・人数)を記入してメール

  • 申込先   :茂木町役場 農林課 農政係 または 入郷棚田保全協議会 事務局 塩沢康治(下部「お問合せ」を参照)

※ 1組の人数は5名程度までの方が多いです。お持ち帰りいただける米や農産物のお土産は、人数ではなく組ごとに配分します。

(参考)活動時期と内容

3月上旬  オーナー説明会
4月下旬  くろかけ
5月中旬  田植え
6月中旬  草刈り、田の草刈り、ホタル観賞会など
7月上旬  草刈り
7月下旬  草刈り
8月中旬  草刈り、水抜き、竹の切り出し
9月中旬  稲刈り
10月上旬  脱穀、収穫祭
11月上旬  米の引渡し、餅つき
※ 新型コロナウイルス感染症の状況によっては活動中止や縮小開催する場合があります。
※ 作業は、日曜日(もしくは土曜日)に行います。
※ 苗の生育状況や天候などの理由により作業時期が変更になる場合があります。

(参考)活動に必要なもの

・汚れても良い服装
・長靴等田んぼに入るための靴
・軍手
・草刈りカマ
・着替え
・(天候により)カッパ等雨具
・昼食、飲み物
※作業内容により活動に必要なものは変わります。上記は基本的なものです。

 

米作りを体験してみたい方、

豊かな自然のなかで気持ちのいい汗を流したい方、

ご家族、お友達同士、お一人でも参加できます。

入郷石畑の棚田で一緒に活動してみませんか?

 

お問合せ

茂木町役場 農林課 農政係
〒321-3598 栃木県芳賀郡茂木町大字茂木155番地
電話:0285-63-5634
FAX:0285-63-5600
茂木町HP「オーナー制度」のページ
役場業務時間 (月~金) 午前8時30分~午後5時15分
(祝日および12月29日~1月3日を除く)

入郷棚田保全協議会 事務局 塩沢康治
〒321-3705 栃木県芳賀郡茂木町入郷14
電話:0285-62-0926
メール:irigou@ld.dream.jp
入郷石畑の棚田「棚田通信」

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