3月14日(土)、那珂川町谷川地区にて竹林整備と竹炭づくりの体験イベントを開催しました。
募集開始からあっという間に定員が埋まり、当日は春らしい穏やかな天候に恵まれ、東京・鹿沼・宇都宮・那須塩原・福島県西郷村など、県内外から途中参加の方も含めて16名の方にご参加いただきました。
数名の方には初クエストから竹ベンチづくりワークショップと今回イベントまで毎回ご参加いただき、また、遠方から足を運んでくださった皆さまに、里山の現場を実際に体験していただけたことを大変嬉しく思います。
当日の作業

斜面に広がる布袋竹の竹藪を整備
今回の活動場所は、斜面に広がる布袋竹の竹藪。
主な作業は
- 枯れ竹の運び出し
- 山頂へ向かう道づくりのための伐採
- 枝払い
- 竹の整理
などでした。
布袋竹は細く枝葉が多いため、伐ること自体は比較的早く進みます。
しかしその後の運び出しや枝払い作業は体力を要し、里山整備の現場の大変さを実感する場面も多くありました。









今回はチームに分かれて、
- 竹伐りチーム
- 枝払いチーム
- 昼食準備チーム
それぞれの役割を担いながら活動しました。
多くの方が「竹を伐ってみたい」「竹を伐りたい」という思いで参加されており、
竹林整備への関心の高さも改めて感じました。
竹飯盒づくりから始まる昼食準備
竹取倶楽部の活動では、
「整備して終わり」ではなく
整備 → 食 → 交流
の流れも大切にしています。
今回は竹筒を使った竹飯盒づくりからスタートしました。
地域の方にご協力いただいた直径14〜15cmの太い竹筒を使用し、
ノコギリ・ノミ・ハンマーを使って竹飯盒のフタを加工するところからスタートしました。
ご飯を炊くときには、ある程度フタがきっちりと閉まる必要があります。
まずはノコギリで竹繊維に垂直に切り込みを入れ、
割る方向を見極めながら繊維の方向に少しずつノミを打ち込み、
パカッとフタがきれいに外れた瞬間の感動も、
なかなか日常では味わえない体験です。


那珂川町には美味しいお米がたくさんあります。
今回竹ご飯に使用したお米は「ゆりがね米(ゆうだい21)」。
竹飯盒に2〜3合ずつお米を入れ、火にかけて炊き上げました。
竹ご飯は火加減が難しい料理です。
薪の量によっては火力が強すぎて竹が燃えてしまいます。
今回は太い竹を5本同時に炊くためにかなり強火で炊き始めました。
強風の中でも何とか無事に炊き上がりましたが、下の方は竹が燃えてしまったところもありました。
それでも人数分に十分な竹ご飯が炊けて、程良いおこげと竹の甘みや香りを楽しむことができました。












昼食は
・いのししカレー
・地域の野菜を使った副菜
・地元のお米
を囲みながらの交流の時間。
また、参加者のお一人が、2026年2月22日~23日に開催された第7回国産メンマサミットin阿南に出席され、各地域の国産メンマをお土産に持ってきてくださいました!
今回のイベントでは、横浜と大阪島本のメンマを皆さまと試食しました。
どちらもいわゆる市販のメンマと違って歯ごたえがあり、味付けも具材もそれぞれ特色がありました。
竹取倶楽部の今後の活動に役立てればとのことで、他にもたくさんの国産メンマのお土産をいただきました。こちらも近々試食イベントを開催できればと思っています。
次回純国産メンマサミットは、2027年1月30~31日に横浜で開催されるとのことですので、ぜひ参加したいと思います。
今回も太陽の下での作業と食事を通じて、初対面同士でも自然と会話が生まれ、町内外の方の交流が深まるのを感じました。
里山活動は単なる作業ではなく、人と地域、森と人をつなぐ機会になっていることを改めて実感しました。
午後は枝払いと整理作業
午後は山に竹伐りに入るのは少人数で、
大多数は午前中に伐り出した竹の枝払いと整理を進めました。
今回の活動は、竹林整備というよりも
奥の竹藪へと進むための準備段階の作業が中心となりました。
里山整備は一度で完結するものではなく、
少しずつ環境を整えながら続いていきます。
今回の作業によって、
次の一歩につながる道筋をつくることができました。









次回は道づくりと竹炭づくりへ
次回の谷川地区での活動(4/11(土)予定)では、
・道づくりの継続
・今回枝払いした竹を活用した竹炭づくり
を予定しています。
また、3月28日(土)には竹ベンチづくりワークショップ、
4月29日(水)には
那珂川町の有志イベント「花の風まつり」にて
・タケノコ掘り体験&タケノコご飯
・ジビエBBQ
を開催します。
ゴールデンウィーク期間中は、
町内各地で地域の魅力を体験できる企画が実施されます。
5月中は国産メンマ原料づくり、
6月5日~7日は林業暮らし体験プログラム
の開催を予定しています。
里山に関心のある方、自然の中で身体を動かしたい方、
地域との関わりを持ちたい方など、
ぜひ一度那珂川町の里山に足を運んでみてください。
竹取倶楽部では、
今後も里山の資源を暮らしへとつなぐ活動を、
これからも継続して行っていきます。
仲間を募集しています。
今後も年間を通じた竹林整備や森と人をつなぐイベントの開催を予定しています。
毎回参加できなくても構いません。
「できるときに、できるかたちで」
無理のないペースで関わってくださる仲間を、少しずつ増やしていけたら嬉しいです。
- 自然の中で体を動かしたい方
- 地域に関わりたい方
- 竹や森の未来に関心のある方
どんな入口でも大歓迎です。
こちらのフォームからご連絡をお待ちしております。
https://forms.gle/nT9wNhVs5WsvNtqq9
また、竹取倶楽部のこれまでの取り組みは、インスタで発信しておりますので、よろしければぜひ、ご覧ください。
https://www.instagram.com/kiko.log_taketoriclub/
今回ご参加くださった皆さま、応援してくださっている皆さま、本当にありがとうございました。













