佐野市多田地区で令和3(2021) 年度第 1 回「とちぎ夢大地応援団活動」を行いました。とちぎ夢大地応援団 A 会員から 15 名、地元柴田保全会等から 13 名が参加し「刈り払い作業」に取り組みました。
応援団活動は、農村部と都市部の方々の交流の場であると同時に農作業や農村資源の保全活動を体験してもらい、農業・農村の果たす役割の理解促進を図る事などが目的です。
この日は、「柴田保全会」が受け入れ組織となり、都市住民ボランティアであるとちぎ夢大地応援団 A 会員と活動しました。
多田部地区は過疎化、高齢化が進んでいますが、将来の農業の担い手が少ない地域です。同会は「刈り払い作業」などを通して、耕作放棄地の保全活動を行っています。
参加者は同会の毛利代表から、農地の近況などを聞いた後に、それぞれ作業に取りかかりました。
現場は、伸びきった葦に、蔓状の植物が絡みつくなど荒れた状態で、さらに今朝までの雨により、足場がぬかるんでいる状態でした。刈り取り作業は、 いつもより人数 が 多 いこともあり 、順調に進みました 。
毛利会長からは来年度からは、新たなとちぎの「農村」と「人」「ご縁」をつなぐサイト 『 TUNAGU 』 に夢大地応援団活動が移行していくことなどの報告などもあり、今までの夢大地の活動に感謝とあらたな活動にも期待を寄せました。
開会式 ~参加者の方々に感謝~
柴田保全会毛利会長から、昨年秋に応援団活動を実施していることや、柴田保全会でも活動を行っているため、伸びきった葦が少なくなってきており、耕作放棄地の保全が図られていることの報告、参加者への感謝の言葉がありました。
作業の前に記念撮影!
はじめに記念撮影を行いました。写っていない方もおられますが、 A 会員 15 名、地元保全会等から 13 名、関係機関 8 名が参加しました。
作業開始!
およそ、4ha の休耕田で一斉に刈り払い作業がスタートしました。何度か参加いただいている方から、コロナ禍で何かなまった体をボランティアに生かせないかと、本日はじめて参加して機械を扱う者まで、多彩なメンバーです。苦労を惜しまず、ひたすら機械を回し続けます。
作業終了!
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、午前中のみの作業でしたが、圃場全体を見渡せるまで、刈り払いを行うことができました。 今回は、通常行う意見交換会や楽しい昼食は実施せずにお弁当の配布に留め解散しました。
とちぎ夢大地応援団とは
「農業・農村の持つ豊かな地域資源の保全」という共通目的のために、
・ボランティア活動を希望している都市住民等
・ボランティアを必要としている地域住民組織等
・情報の収集・提供等を行う県・市町村等
の三者が協働する組織を「とちぎ夢大地応援団」と言い、平成16年度の設立から現在に至るまで、定期的に農地保全・地域資源の保全等のボランティア活動を行っています。
とちぎ夢大地応援団についての詳細はこちら(外部ページ)をご覧ください。
問合せ先
〒320-0047 栃木県宇都宮市一の沢2-2-13
(公財)栃木県農業振興公社 食と農推進担当 堀
TEL 028-648-9515
FAX 028-648-9517
E-mail s-hori@tochifi-agri.or.jp
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