星野美里会は、栃木市寺尾地区北部の星野地域で、平成15年から農地の保全や自生地の北限と言われるセツブンソウ群生地がある「四季の森星野」の管理などを有志で行う会員約30名の会です。
地域にはセツブンソウやカタクリなどの花の群生地や昔から続く里山と農村の風景など、たくさんの魅力があります。
過疎・高齢化から来る課題もありますが、会では地域の魅力を守り、より素晴らしいものにしていこうと活動しております。
11月26日(日)はTUNAGUから参加してくれた4名のボランティアと一緒に、四季をとおして花の咲く地域づくりの一環として、ヒガンバナ植栽とレンゲ播種を行いました。
ヒガンバナの咲く道づくり
ヒガンバナは、地域の大切な資源の一つである星野遺跡に向かう人に楽しんでもらうため、遺跡に続く道の両側約200mに植えました。
来年には遺跡に向かうときは谷倉山を望む道を、帰りには三峰山を望む道をヒガンバナが彩ってくれるようになります。
来訪者を迎えるレンゲ畑づくり
レンゲは色々な花が咲く四季の森近くの休耕田に、新たな花スポットを作るために蒔きました。
昔は田んぼの肥料とするため、あちこちにあったレンゲ畑ですが、今度は春先に来訪者を迎えるために作っていこうと思います。
うまくコツをつかんだボランティアさんもいらっしゃり、手際よくきれいに種まきをされていました。それでも手でのばらまきだったため、ところどころレンゲの咲き方にはムラがありそうです。無事にレンゲの花が咲いたときにはみんなで笑い話にしようと思います。。
ボランティアを迎えての初めての活動でしたが、肌寒い中でも、地域もボランティアの方も明るく声かけしながら作業ができ楽しい一日となりました。ボランティアの方からは「また来ます!」と言っていただけ、今後の励みになりました。
次回の活動
今回の活動に参加してくださったボランティアの皆さん、ありがとうございました。
次回の活動は年明け令和6年1月21日(日)に四季の森の整備を予定しております。来訪者にセツブンソウを気持ちよく見ていただくため、草刈や落葉落枝の片付け、ロープ柵の張り直し等行います。後日、TUNAGUにてボランティア募集をさせていただきますので、また御協力よろしくお願いします。