【特集 若者レポート】2025年度 若者レポートを公開しました

竹取倶楽部|那須郡那珂川町

竹害を資源へ。森と暮らしをつなぐ参加型コミュニティ

栃木県北にある那珂川町は町の約7割が森林です。
豊かな自然がある一方で、手つかずになった竹林や林地残材、耕作放棄地といった課題も抱えています。

竹取倶楽部は、
“森の困りごとを、暮らしと循環の資源に変える”
をテーマにした参加型プロジェクトです。

放置竹林の整備からはじめ、伐った竹は竹炭やチップ、火おこし体験、畑の土づくり、ワークショップや商品開発へ循環させています。

里山の再生、地域資源の利活用、食や暮らしの手しごと、林業・農業の体験が一つの場所に出会う、小さな“集いの拠点”です。

地域の方も町外の方も垣根なく集い、交流を重ねて関係性を築き、第2・第3の故郷として互いに心地良く過ごせる居場所づくりを目指しています。

主な活動内容

里山・竹林整備体験

放置竹林の整備や雑木林の手入れなど、里山の環境を整える活動を行っています。初めての方でも参加しやすいよう、安全に配慮しながら作業を進めています。

林業・自然体験

伐採や枝払い、薪づくりなど、森と関わる体験を通じて、森林資源の大切さを学ぶ機会を提供しています。

資源循環体験

整備で生まれた竹や木を活かし、

・竹炭づくり
・竹チップづくり
・土づくりや畑活用
・暮らしに役立つクラフト

など、資源が循環する仕組みを体験できる活動を行っています。

地域交流・暮らし体験

地域団体や地元の方々と連携しながら、里山文化や地域資源に触れる交流の場づくりを行っています。

イベントやクエストでは自然の中で身体を動かしながら、地域と関わる楽しさや暮らしの知恵に触れることができます。
参加者皆さまで同じ地域の食を一緒に味わいながら交流を深め、五感で地域の暮らしを体験できるよう、心がけています。

初めての方も安心できるよう、オリエンテーションで安全な作業方法や注意点をお伝えします。

大人の方がご一緒であればお子様も参加可能
もちろんおひとりでの参加も大歓迎です!!

あなたも豊かな自然の中で身体を動かしながら、地域の暮らしを一緒に体験してみませんか。

活動フィールド

竹取倶楽部は、那珂川町のヒト・コト・モノを中心に活動しています。

・竹林
・雑木林
・古民家
・耕作放棄地
・畑や農地
・地域団体

など、地域の方々と連携しながら活動フィールドを広げています。

那珂川町は、豊かな森林と清流に恵まれた地域であり、里山文化が色濃く残る場所です。そうした自然や文化に触れながら、参加者が地域とのつながりを感じられる場づくりを大切にしています。

メンバー紹介

竹取倶楽部は、年齢や経験を問わず、里山や自然、地域との関わりに興味を持つ人たちによって支えられています。

現在は、

・地域住民の方
・林業関係者
・移住希望者
・自然体験に関心のある方
・健康づくりを目的とした参加者

など、多様な背景を持つ方々が関わっています。

それぞれが無理のない関わり方で参加しながら、得意分野を活かし、助け合える関係づくりを大切にしています。

大倉 由紀子

林業振興をテーマに那珂川町を訪れ、山を歩く中で目に入ったのが、手入れが行き届かず繁茂した竹林でした。地域の方々から「手を入れたくても人手が足りない」という声を伺い、竹について調べていくうちに、厄介者とされがちな竹が、実は暮らしや環境に役立つ貴重な資源であることを知りました。

竹林を整えることで光と風が通り、森全体の環境も健やかに変わっていきます。伐った竹は炭やチップとして畑の土壌改良に活用でき、作業そのものも良い運動になります。現場では自然と役割が生まれ、人と人との交流も広がっていきます。

森・資源・人・健康が同時に育つ。この循環を少しずつ広げていきたいという想いから、竹取倶楽部の活動が始まりました。

地域の方や参加者の皆さまと一緒に、美味しい野菜や水、澄んだ空気、イノシシ肉などの森の恵みも味わいながら、心地よく楽しめる倶楽部へ育てていきたいと思っています。

小幡 一美

那珂川町に生まれ、この町で暮らしてきました。
人口減少や空き家の増加、荒れていく里山、耕作放棄地の広がりなど、地域が抱える課題を身近に感じながら過ごしてきました。

「なぜ変えられなかったのか」
「誰も動かなかったのか」

自問を重ねる中で気づいたのは、
地域のことは、この町をよく知る人間が動き出さなければ始まらないということでした。

その中でまず着目したのが「竹」の存在です。竹は「竹害」として問題視される一方で、使い方次第では無限の可能性を持つ“竹財”でもあります。

しかし、価値を理解していても、産業として成立させることは簡単ではなく、十分に活用されてこなかった背景もあると感じています。だからこそ、地域資源を活かした新しいビジネスモデルを模索し、仲間とともに挑戦していきたいと考えています。

林業や農業を軸に、6次産業化へつなげる循環をつくること。
異業種が交流し、人が訪れ、町の価値を再発見できる仕組みを育てること。

この町には、まだ多くの可能性が眠っています。
いまは観光客が少なくても、若者が少なくても、それは「魅力がない」ということではありません。

眠っている魅力を掘り起こし、その価値を伝え、次の世代へつなぐ。
その一歩を、ともに歩んでいきたいと思っています。

今後の方向性

竹取倶楽部は、里山整備を出発点として、資源を循環させながら地域の魅力を活かした活動を広げていきます。

将来的には、

・里山資源を活用した商品開発
・林農連携による作物づくり
・交流拠点づくり
・暮らし体験プログラムの充実
・地域団体との協働プロジェクト

などを通じて、森と暮らしがつながる地域循環モデルの実現を目指しています。

地域との関係性を大切にしながら、持続可能な形で活動を育てていきたいと考えています。

参加を希望される方へ

竹取倶楽部では、

・自然の中で身体を動かしたい方
・里山や森林に興味がある方
・地域との交流を楽しみたい方
・暮らしと自然のつながりを体験したい方

の参加を歓迎しています。

初心者の方でも安心して参加できるよう、作業内容や安全面に配慮して活動しています。

メンバー募集

竹取倶楽部では、一緒に活動するメンバーを募集しています。
イベントの企画や運営サポートなど、一緒に里山活動を楽しみましょう♪

お問い合わせ

活動参加や見学、連携のご相談など、お気軽にお問い合わせください。

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