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「たけのわ町田本郷」のご紹介 〜竹を通じた持続可能な地域づくり〜

バンブードーム

茂木町町田本郷地区 たけのわ 町田本郷

茂木町町田本郷地区は、小さな集落ですが、豊かな自然と美しい農村の景観が残る魅力的なエリアです。町田本郷地区にはたくさんの竹林がありますが、高齢化などで手入れができなくなった竹林も増えてしまいました。そこで竹林の有効活用を進めながら、地域の活性化と、美しい景観の維持をしようという活動を地区の有志で始めました。農村ファンの皆様の力もお借りしながら活動を行っています。

町田本郷地区には、千本城跡や長安寺、羽黒神社など貴重な文化財があります。羽黒神社は隠れた桜の名所として、春には美しい桜が咲き誇ります。地区にはこうした文化財と調和した田畑や、里山など農村の魅力が凝縮しています。竹もかつては重要な資源でした。いまはなかなか利用機会が減ってしまいましたが、うまく使えば有用な資源です。地域に広がる竹林をいかす取り組みを始めるにあたり、活動グループ「たけのわ町田本郷」を設立しました。

私たちはこんな活動をしています

活動を始めるにあたり、話し合いを行い整備計画、活用計画をつくりました。

活動の柱は、

①放置された竹林の整備

②竹林空間の活用

③竹資源の活用

の3つです。

①放置された竹林の整備
〜ボランティアの皆さんとの竹林整備活動〜

整備にはたくさんの人の力が必要です。長年放置されていた竹林内部は、写真のように竹が密生し、枯れた竹が倒れ重なったりしています。このような状態になると人が入って作業を始めるのも大変です。ボランティアのみなさんとともに、まずはこの枯れた竹を切り、運び出し、安全に作業ができる空間をつくることから始まります。

次第にスペースができると、今度は密生する竹の密度を下げるために間伐をしていきます。たけのこを栽培するには、竹の間隔は傘をさして歩けるぐらいの竹の間隔がよいといわれています。そのためには、多くの竹を切り、片付けていく必要があります。

こうした作業に、一般ボランティアのみなさん、大学生グループ、企業ボランティアのみなさんなど様々な方々がご参加くださっています。はじめて竹を切る、という方でも安全な切り方講習を行い、練習をすると上手に切ることができます。ゆっくり、コツコツとを続けているとだんだん美しい竹林になっていきます。

〜大学生グループの整備の様子〜

竹林整備の写真

〜整備後の光が入る竹林〜


②竹林空間の活用
〜親子、子どもたちが楽しむ竹林に〜

整備した竹林はほどよく日差しがはいり、とてもきれいです。竹林を生かしたイベントを行い、町田本郷地区に来てもらう人を増やす取り組みも行っています。

たけのこ祭り

たけのこの時期に、たけのこ祭りを行いました。タケノコ堀り体験です。親子で協力したけのこを探して、見つけたタケノコを掘り出していきます。子どもたちも小さなスコップでタケノコが取れるように汗をながしました。タケノコ掘りのあとは、竹に穴をあけて人形をか隠した「かぐや姫をさがせ」の宝探しゲームや、竹をつかってお米を炊く竹飯盒なども行いました。子どもたちは初めての体験に大はしゃぎ。タケノコはお土産としてもとても喜ばれました。

親子夏の竹林体験

夏には自然体験活動の一環で、親子の竹林体験プログラムを行いました。竹のバンブードームを使って秘密基地づくりや、竹の弓矢づくりや、竹の水鉄砲づくりも行いました。

親子で夏の竹林体験 

③竹の有効活用
〜竹も貴重な資源に〜

整備ででる竹もできる限りいかしていきたいと活動しています。まだ小さな取り組みですが、竹炭づくりにも取り組み始めました。竹炭は燃料として活用できるだけでなく、現在世界の大きな問題になっている地球温暖化を防ぐ、CO2固定の役割もあります。炭の地中固定などの動きも広がっている中、こうしたことにもチャレンジしていきたいです。

バンブードームや竹のベンチづくりなど、竹のモノづくりも行っています。私たちだけではなかなか思いつかないことも、農村ファンのみなさんのアイディアや得意なことをいかして形にしています。こうしたことからも多くの人たちとの交流や協力は重要だと実感しています。

 

竹林整備ボランティア参加者の声

ボランティアに来ていただいた方にもお話を聞いてみました。

参加したきっかけは?

 「仕事以外の何かしたい」と思って、ボランティアを探していたところ、たけのわ竹林でのボランティアを見つけました。もともと自然が好きだったということと、コロナ禍でも人と密にならずにできる活動ということで、やってみようと思いました。

「たけのわ」の魅力は?

たけのわ竹林でのボランティアは、作業の「目的」がはっきりしているところが好きです

”子どもたちがきて遊べるように” だったり、”今日はここを綺麗にしよう” だったり、作業の「ゴール」があるので、やりがいがあります。「ゴール」があるからこそ、それまでは自分たちも手伝いたい、という気持ちに自然となります。

大変なことは?

夏は蚊が多いので、気になる人は作業のしやすい秋〜春がおすすめです。また、斜面に生えている竹を片付けるときは、踏ん張るのが大変だったりします。まずは、自分のペースでできることからやってみるといいと思います。

これから中山間地域でこうした活動が広がるには?

 中山間地域では、ご高齢の方が増えてきて、「山を持っていて手入れしたくてもできない」という方がたくさんいると思います。私たちも、できることならそういった方のお手伝いをしたいけれど、直接いくことはなかなか難しいので、地域の方が発信してくれる「TSUNAGU」のようなサイトがあるのはいいことだと思います。

継続的に竹林整備に参加してくださってるハムレットご夫婦
ハムレットさんの写真

 


ここまで読んでくださってありがとうございました。

たけのわ町田本郷では引き続き毎月2回程度、竹林整備活動を行っていきます。みなさまぜひぜひご参加ください。また、時折楽しい竹林でのイベントも開催していきたいと考えています。


活動拠点

集合場所:町田本郷地区コミュニセンター前広場

お問い合わせ

たけのわ町田本郷

メールアドレス:morinotobira2011@gmail.com

 

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