こんにちは!竹取倶楽部の大倉です。
5月10日(日)は那珂川町小口地区にて竹林整備と純国産メンマづくり体験を行いました。
今回の活動は、実際に竹林整備から資源活用までを自分たちの手で試し、地域の可能性を探っていく実践の場として開催しました。
現在、日本各地で問題となっている放置竹林。
竹は成長が早く、適切に管理されないと山林や農地に広がり、景観や生態系への影響だけでなく、土砂災害リスクや獣害環境の悪化にもつながると言われています。
一方で、竹は古くから日本人の暮らしの中で活用されてきた大切な地域資源でもあります。
竹取倶楽部ではただ伐って終わりにするのではなく、竹を暮らしに取り戻すという視点で活動を続けています。
土壌改良や脱臭、調湿、水質浄化、シロアリ予防などの効果がある竹炭や竹チップづくりに続き、『食べる』に活かす取り組みとして、今回私たちは、宇都宮にある若竹の杜 若山農場の純国産メンマづくり実技講習会にて教わった加工方法を参考に、実際に幼竹を加工し、塩漬けメンマづくりに挑戦しました。
実技講習会の様子はこちらをご覧ください。
https://www.instagram.com/reel/DXwNZxlxBM2/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
純国産メンマ原料づくりに初挑戦!
実際にやってみると、想像以上に奥深く、1箱(10kg)つくるだけでもかなりの手間がかかります。
まず、高さ2メートルまでの幼竹をノコギリで伐ります。幼竹はとても柔らかいのでサクサク伐れます。今のうちに伐っておかないと、あっという間に15~20メートルもの竹になり、せっかく整備した竹林にまた竹が増え続けることになってしまうので、メンマづくりに使用できないぐらい成長したものも伐って竹林の中に積み重ねておきます。






メンマ用の幼竹を作業スペースに運んで、いよいよメンマづくりスタートです。作業スペースは、2枚のコンパネをアウトドア用の折り畳みテーブルと作業台の足となるソーホースの上に置き、その間に若竹を洗うための水場を用意しました。
一本ずつ包丁を入れてガバっと皮を剥ぎ、水場で洗いながら節を取り除きます。若竹の杜 若山農場では硬い部分、色の濃い部分が入ると規格外となってしまうとのことなので、みんなで慎重に見極めながら幼竹を切り分け、塩漬けにしていく。









シンプルな作業に見えても、実際には「どの竹なら使えるのか」「どこまでが柔らかいのか」「加工しやすい太さはどれくらいか」など、やってみて初めて見えてくる課題がたくさんありました。
今回収穫したものは幼竹の中にも思った以上に硬い部分が多く、それらは持ち帰り、各自で塩漬けにしました。



現在は発酵・熟成中です。
この後、塩抜きをして味付けを行い、実際に“国産メンマ”として食べられる形になります。
完成した際には、また竹林整備の活動日に試食していただければと思っています。
今回の活動を通じて
今回の活動を通して改めて感じたのは、「竹林整備」と「暮らし」は本来つながっている、ということでした。
ただ竹を伐るだけではなく、
・竹炭や竹チップにする
・メンマにする
・ベンチや道具にする
・地域内外の人が集まるきっかけになる
放置竹林という“課題”だったものが、視点を変えることで地域資源へと変わっていく可能性があります。
また、参加者さん同士で自然と会話が生まれ、
「こんな活用もできそう」
「昔は竹をもっと身近に使っていた」
「地域でこういう活動が増えたら面白い」
といった話が広がっていたのも印象的でした。
まずは小さく実践しながら、地域に合ったやり方を探していく。
今回イベントとして限られた時間内では10kg、持ち帰り用として約10kgのメンマ原料ができました。
作業しながらさまざまなアイデアや意見交換ができ、来年の幼竹の季節にはもっと効率良くたくさんのメンマ原料づくりが行えるように準備を進め、将来的には地域の方々も一緒に無理なく続けられる里山循環の形をつくっていけたらと思っています。
今回の活動の様子はこちらのタイムラプスもどうぞご覧ください。
https://www.instagram.com/reel/DYMSuXgxsQP/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
次回の予定
次回は5月31日(日)、半端な長さで伐っている竹の整備と、これまで伐って重ねておいた竹を燃やして竹炭づくりを行います。


日が迫っていることもあり、つなぐの募集ページは作成せず、イベントというよりもサクサク作業を進める形になります。
「少し気になる」
「竹林の現状を見てみたい」
「自然の中で身体を動かしたい」
「地域の人とつながってみたい」
そんな方は、ぜひお気軽にご参加ください。
こちらのフォームからご連絡をお待ちしております。
https://forms.gle/nT9wNhVs5WsvNtqq9
また、竹取倶楽部のこれまでの取り組みは、インスタで発信しておりますので、よろしければぜひ、ご覧ください。
https://www.instagram.com/kiko.log_taketoriclub/
経験の有無は問いません。
一緒に手を動かしながら、地域の未来や地域資源の活用について考える時間になれば嬉しいです。












